ことばの発達と暮らしを応援する 子どものためのあいちAAC研究所

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ごあいさつ

子どものためのあいちAAC研究所は、

  1. 外来制による「ことばの相談・指導」
  2. 依頼先での「ことばの相談・指導」
  3. 発達障害のある子どもの家族や支援関係者向けの研修事業
  4. 一般市民を対象とした啓蒙活動
  5. 調査・学術研究

を5本柱に、発達障害のある子どもの育ちを家族とともに応援して参りました。しかし、十分に稼働できていないことが多々あります。今後とも、子どもたちの「健やかな成長と発達」を実現するために、そしてそれらを支える「環境の質」を高めるために、一機関として貢献していく所存です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

所長:中島 雅史(なかしま まさし) 言語聴覚士


概要・沿革・使命

設立趣旨

私たちは、さまざま巧みにコミュニケーションという営みを楽しみながら、多くの人々と暮らしを紡いでいます。その中で、ことばはもっともよく使われる中心的な存在です。それだけ頻繁に使用されていることばですが、そのことばが双方の間で、どのような意図をもって使用されているのかを目で確かめながら状況を理解することはできません。当事者も、周囲の観衆も、みなきわめて観念的にことばを使用し理解しているだけです。しかし、私たちの祖先は、互いの財を分かち合い、喜びや悲しみといった感情や困難な環境さえも分かち合い、理解し合う道を探り当て、これまで多くの問題を解決しようとする知恵を探究してきました。ことばは、これらの過程で生まれ、発展し、今に至っています。ことばは、私たちの暮らしになくてはならないものになりました。

これらがために、ことばの発達はきわめて複雑な過程を経ることになりました。脳はその主軸に坐しています。そのため、乳幼児期の発達過程において、特に認知面にアンバランスな発達が生じている場合、あたりまえのように思われる言語・コミュニケーションの発達や感情の発達、そしてこれらと深く関わる社会性の発達はスムーズに進まなくなります。これによる困難さ、うまくいかなさは、本人はもちろん、家族や周囲の人たちにとっても理解されにくいものです。どうしたらよいのか分からないため、ときに誤った対応がしてしまいます。このような誤った対応や誤った理解(障害観や人間の価値意識)の積み重ねが、その人の成長や発達に、その後の人生に不当な道筋を引いてしまうことがあります。

私たちは、これまでの人類の歴史を引き継ぎ、発展させていくという「使命」をもっているということを知っています。なぜなら、私たちは生まれながらにして「社会的な存在」だということを知っているからです。だからこそ、私は、障害の有無という枠ではなく、すべての人々が互いの存在と関係性を尊重し、「社会とともに自分らしく生きる」こと、そしてこの「営み」を可能にする社会を創造することが、人間に与えられた「使命」のひとつなのではないかと考えます。

この絶えることのない「人と社会の営み」を、理不尽に妨害するもっともおおきなものは、「知らない」ということ、そしてそこからくる「誤解」「偏見」です。これを打破するためには、「科学的な学び」が鍵になります。もちろん、人権思想の浸透も重要ですが、何よりも「相手を理解するため」の立ち位置をその人が意識できるかどうかです。

子ども自らが「育つ」という主体的能動的な存在であり続けるためには、その「そだちの営み」を尊重して「育てようとする」親、その思いを尊重し、それら一連の営みを包み育もうとする社会の「体制」が、それぞれ重要になります。現代社会にあっては、一人一人の子どもの「そだち」は、複雑で多様化してきています。私たち大人は、社会における人間の成長と営みについて、もっと意識的にならないといけないと思います。

発達障害のある子どもおよびそれに類縁する子どもの発達と暮らしを支えるためには、個別指導・小集団指導に加え、療育機関や保育園・幼稚園、学校、医療・福祉・地域社会との連携と支援技術の向上、また行政とのきめ細かなが、また行政との連携がつよく求められていると感じています。

私は、以下に記す4つの使命をもと、「子どものためのあいちAAC研究所」を設立しました。私は、言語聴覚士という立場から、これら一連の事業に関わっていきたいと思います。

沿革および施設概要

  • 1982年4月 1日 南医療生活協同組合 みなみ子ども診療所に入社
  • 1996年3月31日 南医療生活協同組合 みなみ子ども診療所を退社
  • 1996年4月 1日 名古屋・キリスト教社会館 南部地域療育センターに入社
  • 2002年3月31日 名古屋・キリスト教社会館 南部地域療育センターに退社
  • 2003年4月1日 子どものためのあいちAAC研究所を設立(春日井市弥生町2丁目105-1にある自宅の一部を臨床室として事業を開始)

自宅の1階部分をすべて研究所として利用:相談室(1)、言語臨床室(1)、待合室(1)、書庫・事務室(1)、トイレ(1)

使命

  • 発達障害のある子どもが一人のかけがえのない存在として人権が保障され、自立した人間として育って行こうとする「主体的な育ち」を応援します。
  • この「そだち」を望む家族を応援します。
  • 子どもと家族が織りなす「そだちの営み」を応援する機関を応援します。
  • これらを支える機関や地域社会の人々を含めた「そだちを支える環境づくり」に貢献します。

中日新聞「くらしのニュース」

中日新聞「くらしのニュース」に活動を取り上げていただきました。

中日新聞 暮らしのニュース 2012年3月8日掲載

研究所のお問い合わせ先

子どもためのあいちAAC研究所

所長:中島 雅史(言語聴覚士) ⇒ 所長プロフィールもご覧ください。

 

住所:〒486-0838 愛知県春日井市弥生町2丁目105-1【周辺地図

電話&FAX:0568-85-4020

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